ドリフトというと、車をコーナーでスライドさせながら曲がるテクニックのことが頭に浮かびますが、エギングでは近いっちゃー近いんですが、ちょっと違います。
元々はエギングの技術ではなくルアーフィッシングで使用されていたテクニックです。
ドリフトとは
エギングやルアーフィッシングでいうドリフトとは、エギ(ルアー)を上流方向へキャストすると、ラインが水流に押され曲線になるためエギが下流の方を向き流されます(水流に引っ張られる)。
その状態のままリールを巻くことでエギは下流を向いたまま曲線を描き手元に帰ってきます。これが、ドリフトの原理です。
ドリフトさせると何がいいの?
普通にキャストしたとき
例えば、正面に直線的にキャストしても下流方向に水が流れているためどんどん下流に流されてしまい、リールを巻き終わる頃にはテトラポッドや堤防の縁に沿うように帰ってきてしまいます。
更に、完全に下流に流された場合エギのヘッドは上流を向くため餌となる魚や海老が流れに逆らいながら移動しているように見えるためとても不自然に動きに見えてしまいます。
ドリフトさせたとき
上流方向へキャストすることで下流まで流される時間を作ることができます。また、自然界では潮の流れ沿って生物が移動していることが多く、イカの餌となる魚や海老も同様です。
ラインが下流へ流されることで、エギ自体が下流方向を向くため、潮の流れに沿って移動するような自然な向きになるのです。
正直僕はあんまり意識してやったことはないです。潮の流れが速いところではあんまりやりません。みなさんは安全にべた凪を狙いましょう(=゚ω゚)ノ
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