今年のイカの漁獲量がここ10年での最低を記録したことが話題となっています。
昨年のスルメイカの漁獲量は6万3650tと2015年の1/2しか獲れていない。
日本は世界一のイカの消費量を誇っているにもかかわらず日本での漁獲量が減少、もしかするとスーパーに並ぶイカは今後海外のイカばかりになってしまうかも!
そんな中、石川県金沢市本江町の日本海藻食品研究所がイカの食感そっくりのもどき食材を開発されました。
もどき料理といえば精進料理で有名ですよね。精進料理はお盆に食べることが多いと思いますが、今年のお盆に1杯どうでしょうか?
「イカもどき」とは
「イカもどき」を開発された日本海藻食品研究所の会長白石良蔵さん
画像引用:グノシー
白石良蔵会長より「材料は海藻です。ジェル状にして固めるというのが技術です。まず食べても、イカ納豆とか刺身とかいろんなバリエーションがありますけど、そっくりです。揚げても、煮ても、焼いても、何しても食べられます。溶けることはありません。全部イカっぽいです。東京方面ではイカ焼きの会社から『代用品に使いたい』と電話がかかってきたり。あるいはコンビニとか。中国からも『作り方を教えてくれ』2社ほどきてます。」
「自分でもびっくりした!!自信作です!」
調理例
画像引用:石川テレビ様より
「イカもどき」栄養価
原料は海藻や米粉、凝固剤として水と酢を使用しているため精進料理には最適です。アレルギー物質は入っておらず、コレステロールもなく健康に気を使っている方のもおすすめです。
「イカもどき」食感・味・香り
画像引用:石川テレビ様より
質感は上記画像で分かる通りイカそのものに見えますよね。味は無味、匂いは無臭。触感はさすがに本物を再現はできていないようですが、本物に近い食感が味わえます。
調理方法によっては、ほとんど本物と変わらない食べごたえを味わえること間違いないです。
日本海藻食品研究所とは
幣社は環境にやさしい商品、また、安心で安全のできる商品、化粧品等の研究開発に取り組んでおります。
海藻やおから、また規格品外になった食材を活かした新商品の開発や、地域活性・地産地消の為に新商品をお考えの方など、開発のお手伝いをさせていただいております。
例えば、規格品外になった海藻と豆腐から、「うなぎ」「白子」「牡蠣」といった商品開発をし、1年中楽しんでいただいております。
日本海藻食品研究所より引用
他にも溶けにくい、温かいアイスクリームやレバ刺し、ユッケ、ふぐ皮、納豆、豆腐、うなぎなどもあるようで。これらもすべて海藻やその他の穀物を使って作られているため精進料理として使用できます。
どこで買えるの?
店舗に直接行って購入するか、連絡により購入するしかないようです。現在、ネット上で販売情報は見つけられませんでした。
まとめ
・イカの漁獲量が減少している。
・イカの替わりになる「イカもどき」
・日本海藻食品研究所ではイカもどき以外にも商品が沢山ある。
・購入するには日本海藻食品研究所へ直接。
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