今回はエギングロッドがジギングでも使えるのかについて、書いていきます。ジギングロッドがエギングで使用できるかではないですよ。エギングロッドがジギングで使えるか?です。
エギングを始めた頃、エギングロッドが他の用途で使えないかと考えていました。ジギングロッドは長くて太くいからしゃくり難くそうなイメージが強いですね。
ジギングロッドの代用品として何か使えないかな?アジングロッドだと感度は良いけど耐えられないだろうな。バスロッドも高重量に対してもいけそうな気もするけどちょっと心配、エギングロッドの使用もその中の一つだった。
ちょうど、ほとんど使っていないエギングロッドが手元にあった。
エギングロッドとジギングロッドの違い
耐荷重について
簡単に言うと、耐荷重が全然違います。
エギングロッドは最大のエギで7号(81g)のキャスティングに耐えられます。
しかし、ジギングロッドはメタルジグの重さが20gから500gまでと幅広くエギングロッドでは耐えられない重さまでジギングロッドは耐えることができます。
一般的なエギングロッドは3号(15g)までや3.5号(20g)までと決められたロッドが多く、1番軽いメタルジグにも耐えられないエギングロッドもあります。
ですが、春アオリ用の7.0号(81g)のエギに対応するエギングロッドもあるので、そういったロッドであればエギングロッドでジギングができます!
しなりの違い
エギングロッドは、シャクリというエギを水中で引っ張り上げるための技術を使うため、エギングロッロッドは硬く作られています。そのため、しなりが無く感度が落ちるためアワセが重要となる釣りでは、あまり有効ではないです。大物を狙うであれば、問題ないと思います。
ジギングロッドは、魚とのやり取りがあるため引っ張られたり、引いたりとロッドに柔軟性が求められる場面が多いため、ジギングロッドには「しなり」があります。
長さについて
ジギングロッドは、メタルジグが重たいためロッドが短くてもあまり飛距離を気にする必要がなく、また重たいメタルジグの操作や魚の取りまわしで疲れてしまったり、ごちゃごちゃしてしまうなど問題があるため、ジギングロッドは6フィート程度のロッドが好まれますが、エギングは、飛距離を稼いでアタル確率を上げ、エギをボトムまで落とすフォール中に手元を休めることができることで疲労が少ないため、エギングロッドは8フィート程度のロッドが選ばれます。
エギングロッドでジギングをする方法
秋アオリは力が弱いため感度の高いエギングロッドを使用したほうがいいですよね。でも夏・秋は青物の時期でもあったりしてジギングする方法はないものかと考えます。要は感度のいいロッドでエギもメタルジグも投げられればジギングが行えるってことですね。
それに、秋アオリに使用するリーダーや道糸の具合によっては秋アオリのあたりが全く分からなくなるので、青物による糸の切れやすさか、秋アオリへの感度か自分の納得いく調整を行ってみて下さい。
最初の項で分かると思いますが、こういった4.5号までのエギが投げられるエギングロッドであれば33gまでのメタルジグは投げられるので、エギングでもジギングでも使用できます。しかし、アオリイカの釣果は結構下がります。感度が悪くなる分バレやすくなります。
一緒にジギングに行った連れが4.0号までのエギングロッドでジギングしてサゴシを釣ったこともありましたが、「折れるかと思った。」とつぶやいていました。
まぁ、釣れないこともないと言う証明をしてしまった感はありますが。
柔軟性の弱いエギングロッドでは、暴れ回る青物による負荷に耐えられない可能性もあるため、魚1匹にロッド1本壊されるコストを考えたら、止めておいて損は無いと思います。
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