「アオリイカの捕食動作」の流れを順番に説明

アオリイカって餌をどのように捕食するのでしょう？

捕食の流れ

捕食行動の流れです。目視、位置取り→捕獲→後退→羽交い絞め→摂食と順番に動作が行われます。

順を追って説明します。

はじめにアオリイカは餌を視認すると、餌の方向に腕が向くように方向を変えます。そして胴体を縮め、全ての腕を三角錐樹の形に縮めます。その状態から餌に気づかれないよう触腕を伸ばして届く位置まで近づきます。

触腕が届く位置まで近づくと、両触腕を一気に餌めがけて伸ばします。触腕の先端の吸盤を餌に張り付け吸着します。

吸着すると、一気に触腕を収縮させながら後退します。

ホバリングしながら全ての腕を使い、餌を羽交い絞めにします。

魚の場合は後頭部から背鰭の部分を掴み動きを封じます。

エビの場合は背部に上から乗りかかるように動きを封じます。

魚の場合は、まず硬い頭部を除去するために、後頭部をV字状に深くかみ切ります。すると頭部と胴体場分裂するため、頭部を破棄します。胴体の切り口の柔らかい部分全て摂食します。

エビの場合は羽交い絞めにした状態で背部から摂食します。そして硬い頭部と尾部を残します。