「イカの足が早い」とは?
イカは足が早いと昔から言われています。そのため、釣ったイカは、できるだけ早いうちに食べてしまうのが普通です。スーパーに並んでいるイカも賞味期限が短いですよね。
それでは、イカの足が早い理由を説明していきます。
イカの保存期間
イカは、足が早いから早めに食べたほうが良いといわれることが良くあります。下記がイカの保存期間の例になります。
生で食べる場合 1日
加熱して食べる場合 2~3日
干物冷蔵の場合 2週間程度
干物冷凍の場合 1ヶ月程度
生の冷凍 1~2週間
イカの保存期間については、上記したように冷凍以外では数日となっています。
イカが臭う理由
イカは、内臓が臭いとよく聞きます。これは、内臓内にいる微生物の繁殖による酵素成分をせいせいするからです。イカの体表にもバクテリアはいると思いますが、消化機能をつかさどる内臓には、もっとたくさんの微生物がいることは明白ですね。
匂いの成分としては、イソバレリックアシッド(イソ吉草酸)、イソバレルアルデヒド、ベンズアルデヒド、ジメチルジスルフィドなどがあります。この強い匂いを伴う成分が生成されてしまうことが原因になります。
イソバレリックアシッド(イソ吉草酸) については、足の裏の臭いというようなイメージだそうです。
スーパーで売っているイカは?
スーパーで売っているイカは、残念なことにほとんど冷凍のイカです。
イカは上記でも書きましたが、腐りやすいため長期保存するには冷凍保存されます。さらに再冷凍できていしまうため、スーパーに並んでいるイカは、一週間以上経過している可能性があります。
ちなみに最近の「イカの塩辛」は塩分を抑えたものもあり、日持ちさせる目的でないものもあるため注意が必要です。
釣ったイカの保存に注意
釣ったイカは、内臓を除去しない状態では、イカの筋の収縮や臓器内の微生物によるガスの発生などで内臓が破裂し、悪臭が発生してしまいます。
できる限り内臓は除去した状態で冷蔵して次の日には食べてしまうか、または冷凍で長期保存することが望ましいです。
もし室内や、車の中に置き忘れ悪臭がでてしまったらこれ!ほかにも魚や餌などの生臭い匂いにも対応しています。
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