特徴
防水15mまで対応
シーリングやダブルロック機構などを採用し、水深15mの防水を実現。土砂降りの雨の中での撮影はもちろん、シュノーケリングなどの水中撮影でも使用できます。
- 防水性能はJIS/IEC保護等級8級(IPX8)
※測定方法はすべて当社試験条件によるもので、すべての条件での無破壊、無故障を保証するものではありません。
防塵性
高い気密性で砂やホコリの侵入をシャットアウト。カメラボディーは水道水で洗い流せるので、汚れを気にせずに使えます。
- 防塵性能はJIS/IEC保護等級6級(IP6X)。
※測定方法はすべて当社試験条件によるもので、すべての条件での無破壊、無故障を保証するものではありません。
耐衝撃2.1mまで可
F2.0の明るく大きいレンズを搭載しながらも、高さ2.1mの落下テストをクリア。レンズの形状や、その保持方法、レンズの駆動方法など至るところにOMデジタルソリューションズならではのノウハウを活かすことで、高い衝撃吸収性能を実現しています。
- 耐衝撃構造2.1m(MIL-STD-810F準拠)
※測定方法はすべて当社試験条件によるもので、すべての条件での無破壊、無故障を保証するものではありません。
耐荷重100kgf
カメラ内部のレンズユニットや電子基板など、100kgfの荷重にも耐えられるよう、強い内部保護構造になっています。ポケットに入れたまま座るなどの強い荷重がかかっても安心です。
※「kgf」じゅうりょうキログラム【重量キログラム】重力単位系の力の単位。記号は「kgf」または「kgw」。1kgfは標準重力加速度の下で、1kgの質量の物体に働く重力。9.80665ニュートンに等しい。
※測定方法はすべて当社試験条件によるもので、すべての条件での無破壊、無故障を保証するものではありません。
耐低温-10℃
-10℃環境での動作を保証。スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツでも安心して使用できます。
※測定方法はすべて当社試験条件によるもので、すべての条件での無破壊、無故障を保証するものではありません。
耐結露
ダブルガラス構造によって、温度差が激しい場所でもレンズが曇りにくくなっています。
※測定方法はすべて当社試験条件によるもので、すべての条件での無破壊、無故障を保証するものではありません。
レンズバリア LB-T01
レンズ⾯の傷や汚れを防⽌するアクサセリー(別売)として、レンズバリア LB-T01を新たに用意しました。回すだけで開閉するため、グローブをはめたままでも簡単に操作できます。
- シリコンジャケット、コンバージョンレンズ(レンズに装着することで、元のレンズの焦点距離よりも広角側もしくは望遠側で撮影できるようにするもの)、防水プロテクターと同時に装着することはできません。
- 装着時マクロLED使用不可(バリアによりけられが発生します)
※けられとは、画面の隅にレンズフードやフィルターが黒く写り込んでしまうこと
保護等級・JIS規格保護の程度 について
保護等級・JIS規格保護の程度4級・防沫型いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない。いわゆる「生活防水」はここにあたる。多少の雨に濡れたり、プールサイドで使っても安心というていどである。 |
保護等級・JIS規格保護の程度5級・防噴流型いかなる方向からの水の直接噴流を受けても有害な影響を受けない。水流を受けても「動作に有害な影響を受けない」だけで、内部に水が入る可能性はあることに注意。 |
保護等級・JIS規格保護の程度6級・耐水型いかなる方向からの水の直接噴流を受けても内部に水が入らない。内部に水が入らないだけであり、水の中に入れても大丈夫というわけではない。 |
保護等級・JIS規格保護の程度7級・防侵型定められた条件で水中に没しても内部に水が入らない。「水深1メートルに30分沈めても水の浸入した形跡がないこと」が条件。プールなど水中で実際に使えるのはここになるだろう。 |
保護等級・JIS規格保護の程度8級・水中型指定圧力の水中に常時没して使用できる。ダイビングなどに利用できるもの。いわゆるハウジングなどがこの等級に当たる。ただし、メーカーによって水深耐圧はまちまちなので注意が必要。 |
また、防塵に関しては以下のように定められている。
保護等級・JIS規格保護の程度5級・防塵型動作に影響をおよぼす以上の粉塵が内部に入らない。防水5級と同様に、動作は保証されても実際に粉塵は中に入ってしまうことに注意。 |
保護等級・JIS規格保護の程度6級・防塵型粉塵が内部に入らない。こちらは粉塵が中に入らないことが条件。デジタルカメラ関連では、こちらでなくては意味がないといえるだろう。 |
表現力を強力に支える高画質
2.0の明るい高解像力レンズに、Hi-speed裏面照射型CMOSイメージセンサーと最新の画像処理エンジンを組み合わせることで高画質を実現しました。
出典:OLYMPUS
F2.0高解像力レンズ
光学4倍ズーム対応のF2.0高解像力レンズを採用。DSA(大偏肉両面非球面)レンズをはじめとする、高度な光学技術を用いたレンズを贅沢に使用し、高画質を実現しています。F2.0の明るいレンズなので、暗いところで動きのある被写体を撮る場合でも、速いシャッター速度で被写体のぶれを抑えられます。
4.5-18.0mm(35mm判換算:25 – 100mm)、F2.0 – F4.9、光学4倍ズーム
- DSAレンズ:大偏肉両面非球面レンズ
- HR/HDレンズ:高屈折率レンズ
- 非球面レンズ
一般的なカメラの例
(レンズが暗いのでシャッター速度を速くできない)
F2.0の明るいレンズを搭載したカメラ
F値:2.0 シャッター速度:1/1600秒(レンズが明るいのでシャッター速度を速くできる)
F値とは
F値には、そのレンズで絞りを目いっぱい開いた状態の明るさ、つまり、レンズの性能を表す「開放F値」と、撮影時にカメラの絞りでどれだけ光量を絞ったかを表す「絞りF値」とがあります。
カタログスペックとして記載されている「F値」は、「開放F値」の方です。この数値が小さいほど集光できる光量が大きくなり、撮影露出に必要な時間を少なくできる「明るい」レンズです。
F値が小さい、つまり明るいレンズだとどんな利点があるのかと言うと、暗い場所で撮影しやすくなるほか、同じ明るさであれば暗いレンズよりも高速にシャッターを切ることができます。
暗いレンズでもシャッター速度を落とせば撮影はできます。しかし、動いている被写体を撮影しようとするとブレてしまいます。
ちなみに、F値は1.4倍されるごとに光を集める面積、つまり明るさは半分になります。一般的に、携帯電話のカメラのレンズはF2.4程度が普通で、たとえば「iPhone 5」もF2.4です。最近のコンパクトデジカメはF2.0レンズ搭載やF1.9レンズ搭載と謳われたカメラがよく登場していますが、「AQUOS PHONE」のF1.9という数値は一般的なコンパクトデジカメなどと比べても引けをとらない数字です。
4倍光学ズーム + 2倍デジタルテレコン
2倍のデジタルテレコンを搭載し、最大8倍(35mm判換算25~200mm)のズーム撮影が可能。風景全体を俯瞰して撮れる広角撮影から、遠くのものを大きく写せる望遠撮影まで、幅広い撮影が可能です。
イメージセンサー・画像処理エンジン
高速かつ高感度性能に優れたHi-speed裏面照射型CMOSイメージセンサーと、プロフェッショナルモデルOM-D E-M1 Mark IIと同じ画像処理エンジンTruePic VIIIを搭載。低ノイズ・解像感のある画質を実現します。
TruePicⅧ
E-M1MarkⅡ(2016年9月20日発表 2,037万画素)
E-M10MarkⅢ(2017年9月1日発表 1,605万画素)
ペンE-PL9(2018年2月7日発表 1,605万画素)
E-M1X(2019年1月24日発表 2,037万画素)
E-M5MarkⅢ(2019年10月17日発表 2,037万画素)
ペンE-PL10(2019年10月17日発表 1,605万画素)
E-M10MarkⅣ(2020年8月25日発表 2,030万画素)
ペンE-P7(2021年6月9日発表 2,030万画素)
高感度撮影時の画質が飛躍的に向上したほか、TruePicⅦ比で約3.5倍の高速画像処理を実現したことが謳われている。
E-M1Xは、TruePicⅧを2基搭載し、さらなる高画質と高速処理を実現したという。この高速処理により、起動時間の短縮、スリープ復帰時間の短縮、ダブルスロットのUHS-Ⅱ対応、インテリジェント被写体認識AF、手持ちハイレゾショットやライブNDが実現した。
E-M10MarkⅣやE-P7では、TruePicⅨのE-M1MarkⅢの顔検出性能を継承し、横顔やうつむいた状態、顔の一部が隠れた状態でもフォーカスを合わせ続けることが可能になった。
TruePicⅨ
E-M1MarkⅢ(2020年2月12日発表 2,037万画素)
TruePicⅧからさらなる高速処理を果たした(TruePicⅧ対比何倍の高速化かは公表されていない。)。その高速処理により、E-M1XではTruePicⅧを2基搭載することで実現していた手持ちハイレゾショットやライブNDを、TruePicⅨでは1基で実現している。また、新機能として星空AFが実現され、これまでMFが常識であった天体写真のピント合わせを、微少な星にもAFで確実にピントを合わせることができるようになった。また、顔認識AFや瞳認識AFがさらに進化した。
- 高感度撮影は最高ISO12800まで可能。
ARコートでゴーストやフレアを低減
イメージセンサー上のシールガラス両⾯に反射防⽌膜(ARコート)を新たに採⽤。ゴーストやフレアの発⽣を最⼩限に抑えます。
※ゴーストとは、逆光時などにレンズ内に強い光が入ると、レンズ内で反射した光が絞りの形や楕円などとして写る、光の像のことです。
※フレアは、レンズやボディのなかで光が反射することで、画面にカブリやムラが出る現象のことをいいます。
ARコートなしの写真
ARコートありの写真
RAW記録
撮影時に画像を加工せずに出力するRAW記録に対応。新しい画像編集ソフト「Olympus Workspace」を用いてパソコンでRAW画像の編集・現像が行えます。カメラ内でのRAW現像にも対応しています。
驚きのバリアブルマクロシステム
4種類のマクロ撮影モードと2種類のマクロ撮影用アクセサリー(別売)からなるバリアブルマクロシステム。このシステムを活用すると驚きのミクロの世界を写し出すことができます。
出典:OLYMPUS
①顕微鏡モード
レンズ先端から1cmの距離まで被写体に近づいて驚異的なマクロ撮影ができるモード。光学ズームを使用して、まるで顕微鏡で観察しているような驚きの拡大撮影を行えます。(35mm判換算撮影倍率7倍)
②顕微鏡コントロールモード
写体がレンズ先端から1cmの位置にあるときの背面モニター上の表示倍率が表示され、さらに、ワンタッチで表示倍率を1倍、2倍、4倍に切り替えられるモード。顕微鏡の対物レンズを交換するような感覚で観察・撮影できるのが特長です。表示倍率は最大44.4倍[*](撮影倍率28倍)まで拡大できます。
- 被写体距離がレンズ先端から1cmのときに1mmの被写体をモニター上に最大で44mmまで拡大して表示・撮影を行うことができます。
③深度合成モード
ピントをずらしながら撮影した複数の画像を使って被写界深度の合成を行うモードです。被写体の手前から奥までピントが合ったマクロ写真を撮ることができます。合成枚数は3~10枚の範囲内から設定可能。合成枚数が少ないと合成時間が短く、多いとより広い範囲にピントが合います。
④フォーカスブラケットモード
シャッターを1回押すだけで、ピントの位置を少しずつずらしながら最大30コマまで撮影ができるフォーカスブラケット。マクロ写真はピントの位置によって写真の印象が大きく変わりますが、フォーカスブラケットを使えば、撮影後にピントの位置を見ながらベストショットを選ぶことができます。ピントの移動量は3種類の設定から選択可能です。(35mm判換算撮影倍率7倍)
P/Aモードでのマクロ撮影
P/Aモードでも、倍率x1.2以上のときにレンズ先端から1cmまで被写体に近寄ってのマクロ撮影が可能になりました。
進化した水中撮影
水中での高画質撮影を可能にする専用の水中モードがさらに進化。全周⿂眼対応のフィッシュアイコンバーターレンズが追加されるなど、水中撮影対応のアクセサリーも充実しています。
出典:OLYMPUS
水中撮影に最適な5種類の撮影モードを用意。モードダイヤルを「水中」に合わせるだけで簡単に呼び出せます。
水中マクロ
小さな被写体の近接撮影に最適なモード。望遠側で被写体をより大きく写し、フラッシュでクッキリとメリハリがある画像に仕上げます。
- 最⾄近撮影距離はレンズ先端より10cm
水中顕微鏡
被写体にレンズ先端から1cmの⾄近距離まで寄れる撮影モード。水中でも顕微鏡で観察しているような拡大撮影が可能です。
- フラッシュディフューザーFD-1の使用を推奨します。
水中ワイド
薄暗い⽔中での記録に最適化されたモード。フラッシュ、オートフォーカス、ホワイトバランスなどの各種設定を最適化し、臨場感のある写真に仕上げます。
水中スナップ
プールや浅い水深など自然光を利用して、水面下の被写体やスナップ写真を見たままの自然な色で撮影できます。
水中HDR
水中の明るい光の部分も、暗い影の部分もドラマチックに再現するように、露出を変えて複数枚の撮影を行い合成します。
水中WB(ホワイトバランス)
水深にあわせて最適な色再現が得られるように、⽔中WBで選択できる設定を3種類に増やしました。5種類の水中モードにはそれぞれに最適な⽔中WBがあらかじめ設定されています(変更可能)。
出典:OLYMPUS
水中 浅瀬
⽔深約3mまでの浅瀬での⾚被りを改善します。
水中 標準
⽔深約3m~15mに最適化した標準の設定です。
水中 ディープダイビング
⽔深15m以下の防⽔プロテクター領域での⻘被りを改善します。
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